• ホーム
  • ケミカルピーリングはクレオパトラの知恵?

ケミカルピーリングはクレオパトラの知恵?

2019年10月21日
きれいな女性

古代エジプトの三大絶世美女の一人であるクレオパトラは、乳酸のサワーミルク湯に入浴をすることで、皮膚を滑らかにしていたと言われています。グリコール酸などのフルーツ酸の一種である酸を素肌に塗布して、毛穴部分や皮膚の表面を剥離させることが出来る肌のトリートメントがケミカルピーリングです。ヨーロッパやアメリカでクレオパトラが取り入れていたこの方法はさらに研究が重ねられて、1994年には日本も国内でも治療は広がりました。皮膚を溶かす印象があるのが酸ですが、新陳代謝が遅くなりがちな肌に対して優れた働きをします。

角質同士の密着を酸の成分が緩めることになるので、垢として剥がれ落ちるべき古い角質が柔軟にはがれやすくなるためです。治療を美容クリニックなどで行うと、軽い炎症反応を起こす事になりますが、それは皮膚の再生を促します。悩みを抱えやすい表皮の再生を促進させるのみではなく、角化細胞における配列や形状を整えるので、角質層の機能が正常になりますし、構造自体も改善されるのも特徴です。ハリのあるキメの細かい本来の皮膚の細胞組織構成に、酸の力で導くことになります。治療に使うのは弱い種類ですから、直接塗布をして不要な角質が除去されれば、皮膚細胞の新陳代謝が促進されるので、シミの元となるメラニンも排出されやすいです。

ケミカルピーリングによりターンオーバーが活性化することで、角質に存在するメラニンは緩やかに排出されるため、色素沈着もニキビ跡やシミ改善に向かいます。開いた毛穴を効率的に引き締めるのも得意であり、角栓などの汚れを奥の方から溶かすので、汚れは取り除かれて毛穴の引き締めにも効果は高いです。真皮層のコラーゲン繊維を適度に刺激をすることから、みずみずしいハリと弾力のある肌をつくります。皮膚表面の角質除去をすることになるので、一時的に皮膚の表面はかなりデリケートな状態です。通常よりも大変乾燥をしやすいため、治療を受けたら2~3日ほどは、かさつきやツッパリ感を感じることがあります。外部刺激にも弱くなっていますので、すこやかな肌状態に早く戻すためにも、保湿ケアを重点的にすることです。

角質が脱落しますから一時的に保湿力が低下しますが、化粧水や乳液に美容液など基礎化粧品を使い、十分に肌に水分と美容成分を与えるようにします。特別な高級化粧品を新たに買い足す必要はなく、いつも愛用をしている基礎化粧品を、いつもより多めに肌に塗布することです。

毛穴ケアのスペシャルトリートメントとしても、ニキビ改善や予防としても、くすみのない白い肌を目指すときにもケミカルピーリングは役に立ちます。皮膚の新陳代謝が正常に整うようになると、皮膚の細胞は水分保持力も高まるので、エラスチン、ヒアルロン酸、コラーゲンなども生成しやすいです。若々しい肌に必要な美容成分の生成が活発になるので、ハリのある素肌を無理なく目指すことができます。